Arto Lindsay / Cuidado Madame Crossover
状態 / 試聴 / 価格について
- Date
- 2017.04.13返品特約
- Condition
- (jkt / Disc) EX / EX コンディション表記
- Format
- LP
- Label
- Panderosa
- Year
- 2017
- Country
- UK
- Notes
- -
- Price (Tax In)
- - yen (Before-tax) -yen
13年に及ぶあまりにも長き沈黙を破り、遂に放たれるアート・リンゼイ正真正銘のオリジナル新作!盟友メルヴィン・ギブスのみならず、NYの新世代ミュージシャンとの邂逅がもたらしたアート流〈アヴァン・ポップ〉のニュー・フェイズ。NO WAVE以来のパンク精神と近年のコスモポリタニズムが最高次元で融合したソロ・キャリア史上屈指の名作がアナログ盤でもリリース。
ノンチューニングのノイズ・ギターをギンギンに掻き鳴らすNYアンダーグラウンドの異形ギタリストとして。カエターノ・ヴェローゾ、坂本龍一、デヴィッド・バーン、マリーザ・モンチなどを手掛ける先鋭ポップの世界的プロデューサーとして。そして、エロティックかつスリリングな歌声を持った稀代のシンガーとして。アート・リンゼイは、国境もジャンルも世代も超越した唯一無二の存在感で音楽シーンを飄々とさすらいながら、世界中に熱狂的なファンを生んできた真の奇才音楽家だ。ここ数年、小山田圭吾やジム・オルークと共演したブルーノート東京公演や、2016年夏の代官山晴れたら空に豆まいてでの5日連続公演など、精力的なライヴ活動で我ら日本のファンを歓喜させてくれたアート・リンゼイが約13年ぶりとなる新作アルバムを遂にリリース。
ソロ名義での7thフル・アルバム『Cuidado Madame』はNYとリオで録音。レコーディングの核となったバンドメンバーは、盟友メルヴィン・ギブス(b)に加え、ポール・ウィルソン(keys)、カッサ・オーヴァーオール(dr)、パトリック・ヒギンズ(g)、マイク・キング(org)というNYの新世代ジャズ・シーンで活躍する若き気鋭ミュージシャン達。本作の出発点となった裏テーマには「ブラジルの民間信仰カンドンブレの音楽とアメリカのゴスペルの融合」があるといい、事実ブラジリアン・パーカッションのビートと重厚なオルガン~キーボードの邂逅は斬新ながら、本作でそれ以上に印象的なのは、再び攻撃性を取り戻した旺盛な実験精神だ。前作『Salt』にかけて徐々にポップな色合いを強めていたそのサウンドは、13年の時を経て再び鋭利に研ぎ澄まされ、単にノイズギターの含有率が高まったというだけではないヒリついた肌感覚が戻ってきた。もちろんこれまで培われた究極の“コスモポリタン音楽”としての高度な洗練はそのままに、である。メロウな音空間を切り裂くギターや無邪気に暴れるエレクトロニクスの痛快さ。そこに響くアートの歌声は、背筋を伝う刃物のように危険なエロティシズムを放つ。一転してマリーザ・モンチと共作した「Pele de Perto」の美しさも特筆もの。“攻め”と“ポップ”のバランスという点では本作こそキャリア最高。なお、アートワークを彩るのは、世界的に高い評価を得るタイ王国現代アート芸術家リクリット・ティーラワニットの作品。
*試聴はA4→A1→B1→B5です。
- A1 Grain By Grain *
- A2 Each To Each
- A3 Ilha Dos Prazeres
- A4 Tangles *
- A5 Deck
- A6 Vao Queimar Ou Botando Pra Dancar
- B1 Seu Pai *
- B2 Arto Vs Arto
- B3 Uncrossed
- B4 Unpair
- B5 Pele De Perto *
- B6 Nobody Standing In That Door