Satol / Enhance Cell Survival Crossover
状態 / 試聴 / 価格について
- Date
- 2014.08.15返品特約
- Condition
- (jkt / Disc) S / S コンディション表記
- Format
- CD
- Label
- Cold Dark
- Year
- 2014
- Country
- Japan
- Notes
- -
- Price (Tax In)
- 1944 yen (Before-tax) 1800yen
2014年2月にO.N.O[THA BLUE HERB]が設立した最新鋭レーベルSTRUCT にいち早く 主力メンバーとして加入したSATOL。
前衛とモードが融合した異端のムーヴメント、フューチャー・ガラージの先進者である彼のミニ・アルバム がレーヴンと紅紫色に輝きCD 化。退廃してゆく市街にペルソナ化する人為社会が作り出す陰。その暗黒面 にさえも価値と創造を見いだす雑食型ハイブリッド・サウンド・デザイナー、SATOLのミニアルバムが遂に解き放たれた。ドイツはベルリンからの逆輸入アーティストである彼は、2013年には計4作のCDリリースを 果たしその反響はスペイン、ロシア、ヨーロッパ各地で高い支持を受け始める。O.N.Oを初め、ベルリン、スペインのマッドリードに拠点を置くMADBERLINの首領IoanGamboaからも支持を受ける彼のサウンドは、ダンス・ミュージック・シーンでは滅多にあり得ない、叙情的にテンポアラートするパートを創りだす。その全体像は、日本人離れした感性を使い音の破片を カットアップしてオートマティスムに当て込む技法で、自由造形によって集まり出す音たちが聴くもののトラウマを引きずり出し、快楽性を付加させる。昨年 から一時帰国した彼は全国数十カ所ものライヴ・ツアーをO.N.Oと敢行。そのサウンドは各地のフロアを侵食し続け、現場と日常で得た体験はすぐさま作 品へと昇華された。常識的な構造が排された鬼気迫るビートと、重い音響的コラージュから滲み出た精一杯の暖かさが並走するミニマル・フレーズをクリ シェし、実験音楽の狭間を行き来させる。それはまるでミュージックシーンのパターン化したお約束な展開とセオリーに反発し続けた象徴ともいえるだろう。 脚光を浴びるのはつかの間、無惨にモデリングされ消費され惨めな姿になっていくクラブ・ミュージック・シーンのレクイエムがここに完成した。
*試聴は「Olfactphilia」→「9.26」→「Black Vanilla」→「Hi Sasebo,I'll show you what I mean」→「changing a desired direction stably」です。
- 01. Olfactphilia
- 02. 9.26
- 03. Black Vanilla
- 04. Hi Sasebo,I'll show you what I mean
- 05. changing a desired direction stably